ゴミ、邪魔、害悪、クズ、うざい、気持ち悪い。言葉の限りを尽くして罵られながらもトレンドブログ による検索妨害を続ける。否。やめることができないトレンドブログ実践者たち。

筆者のもとには「初心者でもブログで稼げる」というコピーにひかれ、「どのようなブログで稼ぐのか」を知らされぬまま高額の塾やコミュニティに入ってしまい、意に沿わないトレンドブログの実践を強いられている人たちからの相談が後を断ちません。

この記事では相談者から実際に聞かされた、トレンドブログ実践者や、彼ら彼女らを指導する立場にある塾、コンサルタント、コミュニティなどの実態のうち、特に悪質な事例についてまとめています。

ゴミと言われながらも検索妨害を続けるトレンドブログ実践者の事例集

京アニ事件をネタにして稼げた実践者を称賛するコミュニティ

2019年(令和元年)7月に発生した、放火によって罪のない数多くの人たちが犠牲になった「京都アニメーション放火殺人事件」。この痛ましい事件が稼ぐネタにしか見えないらしいトレンドブログ実践コミュニティが存在します。

数十名の受講生が参加しているそのコミュニティは、日本中が注目するような事件が発生するたびに「稼ぐための格好のネタ」によってメンバーが競い合い、報酬額の上位ランキングに入った者が他のメンバーたちから称賛される環境があるのだとか。

このコミュニティに所属していた女性は、ブログを使えば初心者でも三ヶ月以内で稼ぐことができる。そして稼ぐことで時間とお金の自由を手に入れ、理想のライフスタイルを送ることができると言われて、そのコミュニティへの参加を決意。

しかし、理想のライフスタイルという美辞麗句の影に、このようなおぞましい現実が隠されていることはまったく知らされなかっただけでなく、みじんも感じることすらなかったのだそうです。

こんなことをしてまで手に入れた理想のライフスタイルにどれほどの価値があるというのか。その女性の悩みに対して、コミュニティの運営者はまったく向き合ってはくれなかったとの由。その女性は悩んだ末に、ブログの実践を断念。

年間で約60万円の参加費用は「高い授業料」として、コミュニティ主宰者の「旅をしながら稼ぐ理想のライフスタイル」の原資になってしまったようです。

新型コロナウイルスを稼ぐチャンスと喧伝しデマ拡散の片棒を担ぐブログ塾

稼ぐネタを受講生に対して惜しみなく教えることで、初心者に対して良心的であることを独自のウリとして強調している、とあるブログ塾の実話です。

その塾の中で配布されている「稼ぐネタ」のひとつが新型コロナウイルス騒動に関連する諸々の情報でした。

専門家ですら確かな情報を発信できない状況下、多くの人たちがパニックを起こしてネット検索しているところに狙いを定めたわけです。

発信する情報の信憑性など、彼ら彼女らには毛筋の横幅も眼中にありません。眼中にあるのは広告収入この一点のみ。

目についた情報を寄せ集め、憶測を交えた記事を、塾の中で示されているマニュアルにしたがって書きさえすれば、すぐに広告収入が入ってくる。

情報の信憑性を精査するような行為は非効率的。1本の記事を30分以内で書くことが最高の美徳とされる彼ら彼女らには、情報のウラを取る行為などは愚の骨頂なのだそうです。

損害賠償200万円を請求されるような記事を書かせたコンサル

トレンドブログのコンサルたちの多くが集客用のブログに掲載している「初月から3万円」「3ヶ月目で月収10万円達成」などといった威勢の良いクライアントの実績の数字にウソはないと考えられます。

そして、そのような実績をクライアントに続出させるだけのことはあって、多くのトレンドブログコンサルタントたちの指導は懇切丁寧で善意に満ちている。これもまた事実です。

しかし。ウソのない数字にはウラがあります。懇切丁寧な指導にもウラがあります。そして困ったことに、コンサルタントたちはウラをウラとして認識していません。

そんな、ウラをウラと認識していないコンサルの丁寧な指導を受けながら書いた記事によって損害賠償200万円を請求された事例があります。

善意に満ちたコンサルタントの丁寧な指導によって、ツイッターにあがった注目トピックを記事ネタとして取り上げ、

善意に満ちたコンサルタントの丁寧な指導によって、そのトピックの関連情報をインターネット上から拾い集め、

善意に満ちたコンサルタントの丁寧な指導によって書いた記事が、検索結果のトップに表示された次の瞬間。弁護士事務所経由で通知がきたそうです。

以下の画像が、その通知の一部です。

トレンドブログ実践者の価値観はカルト宗教に洗脳された信者に等しいのか

筆者がサラリーマンだった頃のこと。業務上での必要から税法の勉強をしていたことがあります。その時に講師から次のように言われたことを今でもよく覚えています。

テスト対策としての法律の学習をしていると、テストで正解か不正解かの視点からしか法律を見ることができなくなる。正解は正義、不正解は悪になる。それが行き過ぎると、善悪正邪の価値の軸がズレてくる。本来の善悪正邪の判断力を失わないようにしてほしいと。

トレンドブログの実践者たちはまさに、本来の善悪正邪の判断力を失っているのではないでしょうか。

トレンドブログの塾やコミュニティなどの小さな世界では、稼ぐことだけが正義です。それ以外に正義の要素は何ひとつありません。

罪を犯しても稼げれば正義。人を深く傷つけても稼げれば正義。一方、たとえ法律を遵守したところで稼げなければ悪。根拠のない情報によるデマ拡散の片棒を担ぐことを拒んでも、稼げなければそれは悪です。

ある種の洗脳のような形で、善悪正邪の価値基準を見失ってしまったトレンドブログ実践者たち。彼ら彼女らの実態を知ることができる情報が手に入りましたら、逐次、このページに追記いたします。

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