この記事では次のことが学べます!

  • トレンドブログ実践者が気づいていない重要な点
  • トレンドブログが強制オワコンリスクを抱える理由
  • トレンドブログ強制オワコンのシミュレーション

トレンドブログは稼げる・稼げないという問題以前に、強制的にオワコンにされるリスクをはらんでいます。

トレンドブログはオワコンか否か|双方の主張をまとめてみた

トレンドブログはオワコンだと主張する人。オワコンでないと主張する人。両者の主張の根拠ををリサーチ。ピントがずれている根拠や趣旨が重複するものを排除してまとめたところ、両者の主張の根拠は以下のようになりました。

オワコンである オワコンでない
読者に嫌われている 初心者が結果を出せる
ペナルティのリスク トレンドは飽和しない
スキルの汎用性が低い スキルの汎用性がある
投稿を休めない 実際に稼げる人がいる
動画が主流になる

トレンドブログはオワコンだと主張する人。オワコンでないと主張する人。両者の主張の根拠はどれもがもっともらしく見えますが、いずれの根拠はすべてブログ実践者視点から見たものばかり。同じ視点から水掛け論を繰り返すだけで決定的な結論が見えてきません。

ところが視点を変えることで、トレンドブログのオワコンのリスクが浮かび上がってきます。この記事では、ブログ実践者とは異なる視点に立つことで初めて見えて来るトレンドブログが強制的にオワコンにされるリスクをシミュレーションしてみました。

トレンドブログには利害関係者が三者いることを理解する

トレンドブログ(アドセンスでマネタイズするブログ)には、三者の利害関係者がいることにお気づきでしょうか。三者とは以下の通りです。

第1の利害関係者 トレンドブログ実践者
第2の利害関係者 グーグル
第3の利害関係者 広告主企業

第1の利害関係者であるトレンドブログ実践者の視点から見ているだけでは、トレンドブログオワコン議論の本質は見えてきません。第2、第3の利害関係者を含めた、三者のそれぞれの立場をまずは理解しましょう。

第1の利害関係者:トレンドブログ実践者

第1の利害関係者であるトレンドブログ実践者にとって、何よりも大切なのは、お金を稼げるかどうかということです。この一点についてだけ言えば、トレンドブログはオワコンではないでしょう。稼げますから。

しかし、ビジネスの本質とは顧客の課題解決であり、ビジネスが成長するには顧客の課題が解決されることが不可欠です。

残念ながらトレンドブログ実践者の多くは「顧客の課題を解決する」という意識が希薄です。そして、トレンドブログ実践者の多くが顧客の課題に真剣に向き合わないことが、トレンドブログをオワコンに導くというリスクを増大させています。

では、トレンドブログ実践者にとっての顧客とは誰なのか。それが以下に述べる第2、第3の利害関係者の存在です。

第2の利害関係者:グーグル

グーグルアドセンスでマネタイズする場合、トレンドブログ実践者が直接的にかかわりを持つ顧客。それはグーグルです。そして顧客であるグーグルの課題とは、質の高いコンテンツを持つサイトに広告を掲載し収益を得ることです。

ところが。

トレンドブログ実践者は、グーグルから低品質コンテンツに課せられるペナルティにおびえながら実践を続けています。トレンドブログにグーグルからのペナルティが課せられるリスクが高いことは、オワコン否定論者も認めているところです。

ここに矛盾が生じています。

顧客であるグーグルは、質の高いコンテンツを持つサイトに広告を掲載し収益を得たいその一方で、トレンドブログ実践者は、トレンドブログが低品質コンテンツであることを承知した上で実践を続けている。

つまり、トレンドブログ実践者は顧客の課題解決に背を向けているわけです。

第3の利害関係者:広告主企業

トレンドブログ実践者の顧客はグーグルです。そしてグーグルの顧客は広告主です。つまり広告主の存在は、トレンドブログ実践者にとって間接的な顧客と言えます。

そして、広告主が解決したい課題。それは、上質なサイトに自社の広告を表示させて自社の売上アップを実現すること、知名度やブランドイメージの向上です。この点でもトレンドブログ実践者の多くは、顧客=広告主の期待に応えてはいません。

自社のブランドイメージを大切にしている企業は、低俗な週刊誌に広告など載せません。自社のブランドイメージに傷がつくからです。そのような企業が、低俗な週刊誌よりも下劣なトレンドブログに自社の広告が表示されていることを知ったらどうすると思いますか?

トレンドブログを強制的にオワコンにすべくグーグルに働きかけるに違いありません。

次の章では、低俗な週刊誌よりも下劣なトレンドブログに自社の広告が表示されていることに気がついてしまった広告主の企業が、どのようにトレンドブログをオワコンへと導くのか。過去の事例なども参考にしながらシミュレーションしてみました。

トレンドブログが強制的にオワコンにされる末路をシミュレーション

広告主はトレンドブログをどのようにしてオワコンに導くのか。ストーリー仕立てでシミュレーションしてみました。

トレンドブログが社会問題化し民衆の敵と化す

2020年。新型コロナウイルスの騒動が収束した頃。騒動の最中にデマやフェイクニュースを垂れ流し放題であったトレンドブログを、一部のインターネットメディア大手が問題視しました。

2019年の後半より社会問題化しつつあったトレンドブログ問題がついに炎上。

テレビや新聞などのマスメディアも、トレンドブログ問題を繰り返し報道されるようになり、トレンドブログは国民全体からバッシングされる事態に。

美容健康メディアWELQが激しいバッシングに遭い閉鎖に追い込まれた時と同様の展開になるのではないかと推測しています。

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広告主企業がトレンドブログの問題に気づく

連日のようにトレンドブログ問題がテレビや新聞を賑わせる中、ついに広告主企業が自社の広告が表示されているブログの実態を知ることに。

広告主企業の担当者が検索してみると、低俗なトレンドブログに自社の広告が表示されていることを発見。社内で大きな問題となる。

美容健康メディアWELQへのバッシングが始まった頃。同メディアに広告を出稿している広告主企業が次々に撤退しました。

広告主企業がグーグルにクレームをつける

広告主企業は、ただちにグーグルにクレームをつけました。広告を掲載するサイトの品質チェックは正しく行われているのかと。

また、トレンドブログを問題視する世間の人々の目は、やがて低品質なトレンドブログを検索結果に表示させているグーグルにも向けられました。

美容健康メディアWELQへの世間の厳しい目は、不確かな情報を検索結果の上位に表示させていたグーグルにも注がれるようになりました。

グーグルがトレンドブログの排除に動き出す

広告主からのクレーム。世間からのバッシング。厳しい立場に立たされたグーグルがついに動き出します。

グーグルは人海戦術で、特定の検索キーワードを記事に入れているブログにはじまり、トレンドブログに見えるだけのブログまで、無差別で検索結果から排除。

アドセンスアカウントの剥奪も並行して進められます。そしてついに、トレンドブログはオワコンと化してしまうのでした。

2013年から2015年にかけて。グーグルはコストをかけてトレンドブログの排除に取り組んでいました。トレンドブログに見える。それだけの理由で排除を行い、コンテンツのクオリティがかえりみられることはありませんでした。

ブログメディアビジネス成功の鍵は広告主とのウィンウィンの関係

ビジネスの成功の鍵は、利害関係者たちのウィンウィンの関係にある。この考え方に対して多くの人たちは異論はないかと思います。

ブログも収益化を行う以上はビジネスです。そして、ビジネスである以上は利害関係者とウィンウィンの関係を結ぶことが求められます。

トレンドブログはオワコンか。オワコンではないのか。

正反対な主張をする両者に欠けているのが、利害関係者とウィンウィンの関係を結ぶ、という視点です。

今いちど、ビジネスの原点に立ち返る、あなたのブログ運営スタイルを見直してみませんか?